日本サッカー協会は5日、技術委員会を開き、同協会が公認する指導者のA級ライセンス受講資格について、日本代表で20試合以上の出場歴を有すれば、「1年以上の指導経験が必要」としている要件の免除を決めた。
現在B級ライセンスを受講している元日本代表MF中村憲剛氏や同DF内田篤人氏も対象となる。本来なら再来年だったA級受講が来年から可能となり、最短で23年にはJリーグの監督就任に必要なS級ライセンスが取得できることになった。
オンライン取材に応じた反町技術委員長は「30代、40代前半の指導者がJリーグを引っ張ってほしい」と若手指導者の台頭に期待を寄せた。