C大阪・山田 前半で交代のルヴァン杯決勝振り返る「すごくもったいなかった」

 J1C大阪FW山田寛人(21)が2日、徳島戦(3日・鳴門大塚)に向けてオンライン取材に応じた。10月30日のルヴァン杯決勝・名古屋戦(埼玉)では先発したが、前半で交代。チームも0-2で完敗した。「そこに向けての思いが一層強くなった」とベスト4に勝ち残っている天皇杯でのタイトル獲得を誓った。

 準決勝・浦和第1戦(埼玉)で貴重なアウェーゴールを決めた山田は決勝でのスタメンも勝ち取った。FW加藤との2トップで優勝を目指したが、守備を固める名古屋に苦戦。押し込みながらも決定機を作れずハーフタイムにMF清武と交代した。「やっぱり雰囲気は最高でしたし、今までに経験したことのない緊張感というものを自分は感じていた。当日は楽しくやりたかったというのはあったんですけど、振り返って見れば何もうまくいかなかった」と悔しさの残る決勝となった。

 シュート0本で交代となった。「優勝したいという気持ちが強かったですし、すごい自分自身チャンスだと思って準備していたので、その分ああやって何も仕事ができず、あっけなく終わったというのがすごくもったいなかったなというのがあって。チームとしてもうまくいってなかったので、正直前半で交代した部分には別にマイナスに思っていない」と話す。

 名古屋とは決勝の3日前に天皇杯準々決勝でも対戦し、その時は3-0で完勝。しかし決勝ではラインを下げ、守備をより固めてきた。「相手があそこまで引いてくるとはあんまり思っていなかった。引いた中での技術、アイデアというのが少なかったから向こうもすごい守備しやすかっただろうし、まだ足りないところがいっぱいある」と成長を誓う。

 悔しさを今季残りの試合にぶつける。「天皇杯もまだありますし、そこに向けての思いが一層強くなった。まずは決勝にいきたいですし。もうあの思いをしたくないので。より一層優勝目指して頑張っていけると思います」と力を込めた。

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