川崎7連勝でV王手 歴代最多勝ち点更新84!次節にも連覇

 「明治安田生命J1、川崎1-0清水」(24日、等々力陸上競技場)

 首位の川崎はFWレアンドロダミアン(32)のゴールで清水を1-0で下し、7連勝を飾った。2位の横浜MはC大阪に1-2で敗れ、早ければ11月3日の次節で、川崎の2年連続4度目のリーグ制覇が決まる。3位神戸はFW武藤嘉紀(29)らのゴールで2点差を追い付き、名古屋と2-2で引き分けた。札幌-福岡は0-0で引き分けた。

 川崎が連覇に王手をかけた。中断期間などを経て約3週間ぶりの実戦。試合勘は「良くなかった」と鬼木監督も認めたように出足は鈍く、シュート9本と好機も限られていた。

 それでも勝ち切るのが今の川崎だ。後半2分にFWレアンドロダミアンの今季17得点目を守り抜いた。16度目の無失点で今季最長の7連勝。指揮官は「この時期は結果が大事」と力を込めた。33試合を終えて勝ち点84となり、34試合制の昨季に記録した歴代最多勝ち点83を更新した。

 後半26分には負傷で戦列を離れていたMF大島が7月21日以来の実戦復帰を果たし、優勝へのラストピースがそろった。2位横浜Mが敗れたため、残り4試合で勝ち点差は12に開いた。11月3日の次節浦和戦(等々力)で勝てば横浜Mが引き分け以下、川崎が引き分けなら横浜Mの敗戦で2年連続4度目のリーグ制覇が決まる。「優勝をぼかして考えるのではなく、そこを目指して戦う」。鬼木監督は「優勝」の2文字をはっきりと口に出し、到達すべき頂を見据えた。

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