神戸2点差追いつき価値あるドロー 武藤「あきらめない気持ちがこの結果を生んだ」

 「明治安田生命J1、名古屋2-2神戸」(24日、豊田スタジアム)

 3位の神戸は来季のACL出場権を争う5位の名古屋に2-2で引き分けた。前半を0-2とリードされたが、FW武藤嘉紀が後半14分に1点を返し、31分にはペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。このPKをMFアンドレス・イニエスタ(37)が決めて同点に追いついた。

 神戸はFW大迫、MF山口の主力2人が負傷欠場。FW武藤、ドウグラスの2トップで臨んだ。

 立ち上がりからパスミスが目立ち、前半6分に左サイドで仕掛けたところ、ボールを奪われてカウンターを浴びた。最後は名古屋MF相馬のクロスをフリーのFW前田に押し込まれた。14分にはDF菊池が自陣でパスミス。FWシュビルツォクに2点目を決められた。

 完敗ペースだったが、後半に武藤が2得点に絡み、同点に追いついた。PKを獲得したプレーはエリア内でボールをキープし、名古屋DF吉田のファウルを誘った。これがVARの結果、PKと判定された。負けていれば名古屋に勝ち点で並ばれていただけに、価値あるドローとなった。

 しかし後半42分に途中出場のFWボージャンが右太もも裏を負傷して交代。離脱が心配される。

 武藤は今夏の加入後9試合で4得点。「0-2になってもあきらめることなく2-2に持ち込めた。チームとして次につながるゲームができた。あきらめない気持ちがこの結果を生んだと思います」と振り返った。

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