アジア杯予選へU22日本代表発表 冨樫監督「国際試合の難しさ感じてほしい」
日本サッカー協会は19日、U-23アジア杯予選(26日開幕)に向かうU-22日本代表のメンバーを発表した。パリ五輪世代に1999、2000年生まれのMF郷家友太(神戸)、MF松井蓮之(法政大)、DF山原怜音(筑波大)、DF角田涼太朗(横浜M)の4人が“オーバーエージ”として加わった。同世代にとっては初の国際大会となる。
冨樫剛一監督(50)は「国内では味わえない距離感や間合いは実際に海外の選手とやらないと分からないこと。国際試合の難しさをしっかり感じて欲しい」と語った。
今回、“オーバーエージ”として郷家らを選出したことに「この大会で彼らを選ばなければ次にいつ代表に絡めるか分からない。その先のA代表につながっているというのを感じてもらうのが大事」と明かし、その上で「アジアのどのチームに対しても日本の強さを示すためにも彼らの力は必要」と説明した。
メンバーは以下の通り。
▽GK
23杉本光希(立正大)
1小畑裕馬(仙台)
12佐々木雅士(柏)
▽DF
2山原怜音(筑波大)
4角田涼太朗(横浜M)
15加藤聖(長崎)
5馬場晴也(東京V)
16半田陸(山形)
3畑大雅(湘南)
20佐古真礼(藤枝)
22チェイス・アンリ(尚志高)
▽MF
10郷家友太(神戸)
6松井蓮之(法政大)
8松岡大起(清水)
11佐藤恵允(明大)
7鈴木唯人(清水)
14藤田譲瑠チマ(徳島)
17櫻井辰徳(神戸)
13田中聡(湘南)
19中村仁郎(G大阪ユース)
21甲田英將(名古屋U-18)
▽FW
18藤尾翔太(水戸)
9細谷真大(柏)
U-22日本代表はU-22カンボジア代表(26日)、U-22香港代表(28日)とそれぞれ福島のJヴィレッジで戦う。