森保監督 ハットトリックの三笘へ「結果を出してポジションつかんで」

 サッカー日本代表の森保一監督(53)が19日、オンライン取材に応じ、ベルギー1部リーグで16日にハットトリックを決めたサンジロワーズのMF三笘薫(24)について「非常に良いプレーをしていたと思います。すごくうれしいです」と語った。

 三笘はセラン戦で0-2とリードを許す状態の後半から出場して3得点。10人と数的不利になっていたチームを逆転に導き、存在感をアピールした。森保監督は「ゴールという結果を出して自分のポジションをつかんでいかないといけないと思っています。結果を出すことによってスタメンから使ってもらえる、スタメンに定着できる、そこでまたステップアップにつながる」と話した。

 今夏の東京五輪では3位決定戦メキシコ戦で1得点を決めたが、準決勝スペイン戦ではベンチ外になるなど思い通りの活躍はできなかった三笘。その五輪後に成長を求め欧州に戦いの場を移した。

 現在W杯アジア最終予選を戦う日本代表は4試合を終えて2勝2敗と苦戦。得点も3得点のみと攻撃面も課題となっており、MF久保建英(マジョルカ)、堂安律(PSV)、FW大迫勇也(神戸)らも負傷している。攻撃陣の活性化も必要となっている。

 森保監督は「(三笘は)点が取れる、点につながるプレーができる選手だと思う。特に得点を取ってほしい。自分の道を自分で切り開いていって欲しいです」と今後に期待を寄せた。

 11月には最終予選でベトナムとオマーンと敵地で対戦する。

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