森保監督「方向性は間違っていない」 強気の姿勢貫く「間違い指摘して」

 「W杯アジア最終予選、サウジアラビア1-0日本」(7日、ジッダ)

 日本代表は7日(日本時間8日)、W杯カタール大会アジア最終予選第3戦でサウジアラビアに0-1で敗れた。1勝2敗で勝ち点3のまま。得失点差で3位に浮上したが、深刻なのは3試合1得点の得点力不足で、FW大迫勇也(31)=神戸=を主軸に据えた攻撃陣には閉塞(へいそく)感が漂う。

 受け入れがたい敗戦だった。森保監督は「勝ってもおかしくない試合をしてくれた」と選手をかばったが、目はどこかうつろだった。

 敵地は5万人以上の観客で埋まり、「完全アウェー」の異様な雰囲気に包まれた。拮抗(きっこう)した展開でMF柴崎が決定的なミスを犯し、勝ち点3を失った。それでも「ベースの部分の方向性は間違っていない。もし間違っているなら私を評価して、その間違いを指摘していただければ」と強気の姿勢を貫いた。

 選手には試合後「厳しい結果となったが、W杯出場を諦めず努力を続けていけば、10試合を終えた後には必ずわれわれが出場権をつかみ取っている」と語りかけたという。それは自らを奮い立たせるような言葉でもあった。

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