J1名古屋 レアンドロ肘打ちにDF中谷「故意か故意じゃないかは分かる」

 J1名古屋のDF中谷進之介(25)が23日、自身のツイッターを更新し、22日のFC東京戦(味スタ)でFWレアンドロから肘打ちを受けたことについて「波風をたたせず、事に触れないという選択はできませんでした」などと見解を綴った。

 中谷は「名古屋ファミリーの皆様そしてJリーグを愛する皆様へ」と呼びかけ、「本日病院に検査に行き顔の骨に異常はありませんでした。傷はあるのでそこがよくなることが最優先ですね。家族からも言われましたがあと少し内側でしたら肘が目に直撃だったのでホッとしています」と負傷箇所の検査結果を報告した。

 FC東京戦の後半35分、中谷はパスを送った直後にレアンドロから顔面に肘打ちを受けた。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入によりレアンドロは一発退場となった。レアンドロは昨年10月にも相手選手の顔面を殴ったことで3試合の出場停止処分を受けており、中谷は試合後「選手を守ってほしい」などと厳しい処分を要求していた。

 中谷はこの日のツイッターで「昨日の会見に関して賛否両論あると思います」と認めた上で「問題を表面化せず時間が解決するのを待つのが日本の社会。発言することで発言者が不利になるのでみんな意見を言わなくなる。昨日に関しては波風をたたせず、事に触れないという選択はできませんでした」と率直な思いを吐露した。

 続けて「例えば、競り合い時に肘が当たってしまう。フットボールをしていたら起こりうる事です。今までの試合で僕も当ててしまったことはあると思います。ただ選手も故意か故意じゃないかはわかる」とレアンドロの行為が悪質であったことを強調した。

 最後に「誇りあるJリーグを作り上げるために、もう一度リスペクトの気持ちと共に進んでいくべきだと感じています」とフェアプレーの必要性を訴えた。

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