J1浦和 代表離脱の酒井が先発フル出場 4戦連続無失点
「明治安田生命J1、横浜FC0-2浦和」(11日、ニッパツ三ツ沢球技場)
浦和が2発で横浜FCに勝利した。リーグ4試合連続完封で公式戦8試合負けなし(5勝3分け)とした。オーバーワークを考慮して、2日のW杯アジア最終予選オマーン戦後に日本代表を離脱したDF酒井宏樹が先発フル出場で復帰。開始3分にはいきなりセットプレーの流れから右足でバー直撃のボレーを放つなどゴールに迫るプレーを連発した。
リカルド・ロドリゲス監督は「試合の入りは非常によかった。セットプレーもたくさん取れて、江坂のシュートチャンス、後ろから酒井が上がってチャンスなどたくさんできた」と攻撃面を振り返った。
得点は前半34分、右サイドのMF小泉佳穂から供給されたクロスにMF汰木康也が頭で合わせて先制点。後半44分には途中出場のMF大久保智明がJ1初ゴールで追加点を奪った。
攻撃だけでなく、リーグ4試合連続無失点の守備には手応えを得ている。指揮官は「ベースとなるところが浸透してきた。守り方であったり、新加入選手がいる中でやるべきことは整理されてきている。完璧なチームになりつつある」と自信を持って語った。