サッカー日本代表 長友佑都FC東京に電撃復帰
サッカー日本代表DF長友佑都(34)が、古巣のFC東京に11年ぶりに復帰することが10日、決定的となった。一両日中にも正式発表される見通し。7月にフランス1部のマルセイユを退団し、無所属となっていた。当初は欧州でのプレー続行を希望していたが、Jリーグでのプレーを選択。最短で18日の横浜FC戦(味スタ)でデビューする可能性もある。
長友は明大在学中の08年にFC東京入り。日本代表として出場した2010年W杯後からイタリアのチェゼーナ、インテル、トルコのガラタサライ、マルセイユと海外を渡り歩いた。日本代表ではW杯を3度経験し、歴代2位となる国際Aマッチ通算127試合出場。自身4度目の本大会へ今年のアジア最終予選にも主力として招集されている。
日本代表の海外組ではFW大迫勇也(31)=神戸=やDF酒井宏樹(31)=浦和=も国内復帰。10、11月に各2試合など3月まで日本代表として最終予選が月に1試合以上予定されていることからも、長友は「移動負担を考えれば時差の問題も含めて良い選択」と日本復帰について考えを語っていた。
FC東京は現在リーグ8位。昨季はルヴァン杯こそ制したが、まだリーグでの優勝はない。衰え知らずのベテランサイドバックが再び東京の勝利のために走り続ける。