「明治安田生命J1 横浜M5-0仙台」(21日、ニッパツ三ツ沢球技場)
2位横浜MはFWレオセアラ(26)の来日初ハットトリックなどで12戦無敗とし、2試合連続の5得点で3連勝を飾った。首位川崎が2試合連続ドローに終わったため勝ち点4差に迫った。
レオセアラは前半26分にゴール前の浮き球に反応し、相手GKと競り合いながら頭で先制点を押し込んだ。後半17分にはペナルティーエリア外から豪快なシュートを突き刺し、同25分にはGKとの1対1を冷静に流し込んだ。今季加入したブラジル人ストライカーは5月30日を最後にゴールから遠ざかっていたが、前節大分戦(15日)で2得点すると2戦5発と得点を量産。「チームの助けのおかげ」と笑みをこぼした。
今季途中にポステコグルー元監督がセルティック(スコットランド)に引き抜かれて退任。松永英機暫定監督を挟み、マスカット監督を後任として招へいした。シーズン途中の監督交代は失速の危険もはらんでいたが、標ぼうする「アタッキングフットボール」には磨きがかかった。2018年まで横浜Mに在籍していた仙台FW富樫敬真は「どんどん前へ前へ行き、相手を休ませないサッカーをしている」と劇的な変化に驚きを隠さなかった。
2試合連続5得点という規格外の攻撃力でチーム総得点56は川崎と並んだ。勝ち点差4と首位は射程圏。レオセアラは「目の前の試合に勝つことでシーズン最後にみんなが笑顔になれる」と締めくくった。横浜Mの逆転優勝も現実味を帯びてきた。