横浜M“前田大然劇場”ハット&1アシスト「五輪では悔しい思い」首位川崎と勝点6差

横浜M・前田大然
横浜M-大分 前半、先制ゴールを決め、駆けだす横浜M・前田(右)=ニッパツ
大分に大勝し、タッチを交わす前田(中央)ら横浜Mイレブン=ニッパツ
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 「明治安田生命J1、横浜M5-1大分」(15日、ニッパツ三ツ沢球技場)

 横浜Mが東京五輪代表FW前田大然(23)のハットトリックなどで大勝した。

 東京五輪の鬱憤(うっぷん)を晴らす“前田劇場”だった。前田がJリーグでは初めてとなるハットトリックを含む3得点1アシストの活躍で、チームを11戦無敗に導いた。

 前半30分に先制点を挙げると、2-1の後半10分にはFWレオセアラの追加点をアシストした。左FWから1トップに移った同30分に「たまたまです」と謙遜した芸術的なループシュートを決めると、8分後には頭で押し込んだ。今季13得点とし、一気に得点ランク2位タイに浮上した。

 日本が4位に入賞した東京五輪では3試合に出場し、1得点を挙げたが、先発出場はなかった。「五輪では悔しい思いをしたのでチームで取り返そうという思いでやっていた。これからもっと点を取れるようにしたい」と無念さをピッチにぶつけた。

 中2日の4連戦の最後を飾り、今季最多タイ5得点で2連勝。首位川崎との勝ち点差を6に詰めた。

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