G大阪 関学大在学中FW山見大登が衝撃のJデビュー戦決勝弾 来季入団内定

 後半、決勝ゴールを決め、駆けだすG大阪・山見
 後半、先制ゴールを決めるG大阪・山見(右)
 前半、ゴールを狙うG大阪・宇佐美=アイスタ
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 「明治安田生命J1、清水0-1G大阪」(13日、IAIスタジアム日本平)

 来季G大阪への入団が内定している関学大在学中のFW山見大登(21)が衝撃のJデビューを飾った。後半37分に鮮やかな左足のシュートを決め、チームの3試合ぶりの勝利を導いた。

 今月5日に特別指定選手に承認されたばかりの山見は後半31分にMF倉田に交代してJリーグデビュー。ファーストプレーで右足の鋭いシュートを放つなど積極的な姿勢を見せると、投入から6分後に大仕事をする。自陣からのロングボールをエリア右外で受けると、内側に切り返し、左足を振り抜く。カーブのかかったボールは日本代表GK権田も触れない軌道でゴール左上隅に吸い込まれた。

 山見は「ガンバが2連敗しているということで、僕が初出場で得点できたのは勝利に貢献できてとてもうれしかった。ドリブルが特長なので仕掛けようと決めていた。ゴールが見えたので思い切って振り抜きました」と笑顔を見せた。

 7月末からの3連勝で降格圏を脱出したG大阪だが、その後2連敗。順位がひとつ下の14位の清水に敗れるようだと再び厳しい状況に追い込まれるところだった。来季入団予定の山見のスーパーゴールがチームを救った。

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