神戸・古橋壮行式 サンペールの涙に視聴者もらい泣き「いいやつすぎて泣ける」

神戸MFイニエスタ(右)に花束を贈呈される古橋©VISSEL KOBE
神戸のチームメートに胴上げされる古橋©VISSEL KOBE
移籍壮行式でサポーターと記念撮影を行う古橋=ノエビアスタジアム神戸
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 スコットランド・プレミアリーグのセルティックへの完全移籍が決定した神戸の日本代表FW古橋亨梧(26)の移籍壮行式が18日、本拠地ノエビアスタジアム神戸で開催された。集まった2757人のサポーターを前に、古橋は涙を浮かべ「この素晴らしい神戸という街、クラブを離れるのはすごく寂しいですけど、セルティックに行っても、自分らしく頑張ります」と誓った。

 壮行式には前夜にC大阪戦(ヨドコウ)を戦い終えたばかりの三浦淳寛監督、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタら神戸の選手・スタッフも駆けつけた。選手は思い思いの私服での参加だったが、MFセルジ・サンペール(26)だけは古橋の背番号「11」のユニホーム姿で参加。古橋のあいさつの最中から涙が止まらず、ライブ配信していたユーチューブでは「セルジの涙グッと来るなぁ」「他サポだけどサンペールがいいやつすぎて泣ける」などその涙に心を動かされた視聴者からのコメントが続出した。

 同じ1995年1月20日生まれの2人はピッチ内での抜群のコンビネーションだけでなく、グラウンドを離れても仲がいいことで知られる。スペインでのプレーを夢見ていた古橋が20年1月にバルセロナに旅行した際には食事に案内した。今回古橋の移籍が決まった際にサンペールは「古橋選手は自分にとって兄弟のような存在。ピッチの内外で分かり合える存在だっただけに、本当に寂しい思いはあります。ただ、彼がこのチャンスをつかんだことを喜んでいますし、彼の夢であった欧州でプレーするというチャンスをつかんだことを喜んでほしい。これからは応援を続けたいですし、この神戸に友達として自分がいつまでもいるよということは知っておいてほしい」とも話した。

 古橋はサンペールの涙をエールと受け取る。「同じ誕生日で同じチーム。奇蹟というか一緒にプレーできて幸せ。しばらく離ればなれになることは悲しいですが、お互い結果を残し続ければまた一緒のピッチに立つこともあると思う。セルジだけでなく他のチームメートも努力を続ければ花咲くと思いますし、僕も負けないように頑張っていきたい」と力を込めた。

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