J1柏FW呉屋大翔が大分に完全移籍「良い選択だと思って決断」

 J1大分が3日、柏からFW呉屋大翔(27)の完全移籍での加入を発表した。この日からすでにチームに合流している。背番号は33。

 呉屋は関学大からG大阪でJ1デビュー。2018年から徳島や長崎に期限付き移籍し、20年に柏に完全移籍していた。柏では定位置をつかみきれなかったが、今季は12試合出場4得点。ここまでJ1通算55試合出場10得点、J2通算43試合出場23得点を残している。

 大分は得点力不足が課題にあり、現在19位と降格圏に沈むことから、少ないチャンスでも得点力のある呉屋にかかる期待は大きい。

 呉屋は大分を通じて「自分ができることを全てピッチの上で表現して、チームの目標を達成できるように頑張ります。応援よろしくお願いします!」とコメントした。

 一方、退団することになった柏を通じてもコメント。「1人のサッカー選手としてより良い選択だと思って決断させていただきました。このような形で柏レイソルサポーターの方達に報告しなくてはならず非常に残念です。1年半という短い間でしたが、日立台が大好きになりましたし、日立台で決めるゴールは最高でした。今までありがとうございました」

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