J1浦和は10日、フランス1部リーグのマルセイユから日本代表DF酒井宏樹(31)が完全移籍で加入すると発表した。東京五輪世代のU-24(24歳以下)日本代表にもオーバーエージ(OA)枠で招集されているベテランが柏に在籍した2012年シーズン以来、9季ぶりのJリーグ復帰となる。
酒井は12年途中に柏からハノーバー(ドイツ)へ移籍し、16年からマルセイユでプレーしてきた。正確なクロスと対人の強さが持ち味のサイドバックで、14年と18年のワールドカップ(W杯)でも日本代表入りした。
酒井は浦和を通じ「サポーターの皆さんと喜び合うために頑張る」とコメントした。