南野拓実がW杯予選6戦連発 本田以来2人目の快挙も「強い相手にできてこそ」
「W杯アジア2次予選、日本10-0ミャンマー」(28日、フクダ電子アリーナ)
日本は10-0でミャンマーに大勝し、2試合を残して9月開始の最終予選進出を決めた。史上初の2試合連続2桁得点で6戦全勝、F組1位が確定した。開始早々にMF南野拓実(26)=サウサンプトン=が先制点を奪い、FW大迫勇也(31)=ブレーメン=が5得点を挙げ、W杯予選2試合連続ハットトリックを達成した。2次予選は新型コロナウイルスの影響で日程が大幅に変わり、F組の残り試合は感染防止対策を講じて日本で集中開催される。日本は6月7日にタジキスタン、同15日にはキルギスと対戦する。
ゴールラッシュは今回も南野からだった。前半8分、MF鎌田とのワンタッチのパス交換から抜け出すと、冷静に右足アウトでモンゴル戦に続く先制ゴールを決めた。
W杯予選開幕から6試合連続でゴール。出場試合で7試合連続記録を持つ本田圭佑(ネフチ)以来2人目のW杯予選出場6試合連続得点となった。「チームの勝利が一番重要。勝利に貢献した上で記録を達成できて良かった」と納得の表情を浮かべた。
今季は出場機会を求めてリバプールからサウサンプトンに期限付き移籍した。プレミア挑戦2季目、課題とも向き合いながら成長の日々を歩む。「強い相手にできてこそだと思う。W杯を見据えてやっている」。最終予選でもこの勢いを止めるつもりはない。