G大阪 松波体制初戦は3失点零敗、苦難の船出も変化の兆し強調

 「明治安田生命J1、G大阪0-3浦和」(16日、パナソニックスタジアム吹田)

 宮本恒靖監督を13日付で解任し、松波正信強化アカデミー部長(46)が指揮を執って初戦となったG大阪は浦和に0-3で完敗し、3連敗。

 苦難の船出となった。監督交代という荒療治を施して再建を図ったG大阪だが、松波新監督の初陣は今季ワーストの3失点完敗。「準備の少ない中で選手は前向きに取り組んでくれた」。攻撃的な姿勢こそ示したが、宮本前監督時代からの課題である得点は今回も生まれなかった。

 前節から先発2人を変更し、4-2-3-1の新布陣を採用。2日間の練習では「シンプルにゴールを目指す」と攻撃への意識づけに主眼を置いた。しかし逆に自陣に生じたスペースを突かれ、前半だけで3失点した。

 ホームで屈辱の3連敗。無観客のスタジアムに漂う重い空気は変わらない。それでも松波監督は「前への意識は守備、攻撃でも少しは出ていたと思う」と変化の兆しを強調した。

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