スペイン１部リーグ、ヘタフェのホセ・ボルダラス監督が１部残留争いをしているチームの方針について「今我々が求めているのはあらゆる面でのバランス」とし、攻撃強化のため冬市場でレンタル獲得したものの出場機会を減らしている日本代表ＭＦ久保建英の起用が今後劇的に変化することはないと示唆した。１２日のリーグ、セルタ戦を前にした前日会見で語った。

　久保について問われたボルダラス監督は「選手たちは全員準備ができている。最近の試合であまり出場していない選手たちが今後出場しないということではない。彼は良い練習をしていて準備ができているが、毎試合状況が違う。今我々が求めているのは（チームの）バランス」だとした。

　別メディアでは、ボルダラス監督がビジャレアルのウナイ・エメリ監督と同様に久保に対して慎重な起用にとどまっているのを受け、レアル・マドリードは来季久保を戦力として考えない方針だという。つまり近い将来にレアル・マドリードの構想に入るよう、成長を促すためのレンタル移籍先を探すとしている。