FC大阪、今季初の花園ラグビー場第2グラウンド開催で初黒星 無観客試合で0-2

 「JFL、FC大阪0-2MIOびわこ滋賀」(5日、花園ラグビー場第2グラウンド)

 大阪から3番目のJリーグ入りを目指すF.C.大阪はホームタウン・東大阪市での今季初めての試合だったが、0-2で敗れ、8試合目にして初黒星を喫した。

 朝から強い雨が降りしきり、冷え切った中試合は行われた。今季初の東大阪市花園ラグビー場第2グラウンドでの試合だったが、緊急事態宣言発令に伴いリモートマッチ(無観客試合)での開催となった。

 F.C.大阪は前節とスタートのメンバーは変わらず。リザーブには滋賀戦通算12試合で12得点と非常に相性が良いFW川西が入った。

 前半9分、相手のCKから今季初めて先制点を許してしまう。16分にはMF大山のクロスのこぼれ球をFW木匠が拾ってミドルシュートを放ったが、相手GKがわずかに触れてクロスバーを直撃。31分にはDF舘野がグラウンダーのロングシュートを狙うが、これもGKがキャッチ。リードを許して試合を折り返す。

 後半に入っても、雨のためスリッピーなピッチと、相手のスペースを作らせない守備で思うような攻撃が繰り出せない。17分にDF斉藤、DF附木、MF渋谷の3枚を投入すると徐々にペースをつかむようになり、25分には川西を投入。しかし28分、ゴール前でのこぼれ球を拾われて失点。リードを広げられてしまう。終了間際には立て続けにCKのチャンスが訪れたが、守り切られて試合終了。開幕8試合目で初黒星となった。

 中2日や3日で試合に挑む可能性がある今季の公式戦。大阪府が対象となっている緊急事態宣言により、練習や試合の環境も大きく変わる。勝利をつかむためにも、チームのみならずクラブ全体の力が試されることとなる。

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