森保監督、韓国戦前は「正直、試合ができるのか」と思い スタッフ尽力を「見ていただきたい」

 試合開始前にゴールポストを消毒するスタッフ
 無観客で試合に臨む日本(右側)とモンゴルの両チームイレブン(代表撮影)
 前半、イレブンを見守る森保一監督(撮影・西岡正)
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 「W杯アジア2次予選、モンゴル0-14日本」(30日、フクダ電子アリーナ)

 日本代表はFW大迫勇也のハットトリック、MF南野拓実のW杯予選5試合連続ゴールなど、出場した選手それぞれが活躍。試合終了直前まで得点を重ね、日本代表にとってW杯予選史上最多を更新する14得点で大勝した。森保一監督は「確実に前進していることが選手達の頑張りで感じさせてもらいました」など、手応えをつかんだ様子だった。

 その中で、コロナ禍で代表の活動ができるかどうかそのものを危ぶんでいたと胸の内を明かした。「本来であるならば、できなくても仕方がなかったというようなコロナの状況でありますが、多くの皆さんの尽力でこうやってサッカーができることに、あらためて感謝したいと思います」と感慨深げに話した。

 中でも、代表チームスタッフは検査など防疫の管理に追われただけではなく、マッチメークそのものにも尽力した。森保監督は「大変な中試合をさせていただいて、正直、試合が出来るのかどうなのか、韓国戦の前などは感じながら準備をさせていただきました」と正直な思いを語った上で、「その中、選手を支えるスタッフが献身的にチームのために懸命に働いてくれたおかげで、試合ができたという風に思っていますし、皆さんに見て頂けるのであれば、見て頂きたい。スタッフが試合までもつのかなというぐらい大変な中、現場のスタッフに対してやってもらったのはあります」と報告。「本当に多くの方に尽力いただいたところを、あらためて感謝をしたいと思います」とし、今後もサッカーを通じて、日本を元気づけることを誓った。

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