南野拓実「嗅覚研ぎ澄まされている」W杯予選5戦連発だ!新天地で得点感覚よみがえる

 「W杯アジア2次予選、モンゴル-日本」(30日、フクダ電子アリーナ)

 サッカー日本代表は29日、W杯カタール大会アジア2次予選モンゴル戦に向け、試合会場で冒頭15分間を除く非公開で最終調整を行った。先発出場が濃厚なMF南野拓実(26)=サウサンプトン=は得点すれば本田圭佑以来2人目のW杯予選5試合連続ゴールとなる。DF佐々木翔(31)=広島=が足に不調を訴えたため練習に参加しなかった。

 止まっていた時間が動き出す。コロナ禍で延期が続いていたW杯予選が1年4カ月ぶりに再開する。日本代表は2020年、欧州組だけの編成で4試合を行ったが、国内組も交えた活動は19年11月以来。南野は「代表としてプレーできることがうれしい。チームのために全力でプレーしたい」と喜びを口にした。

 W杯予選で4試合連続得点を継続中。モンゴル戦でもゴールネットを揺らせば、7試合連続記録を保持する本田圭佑以来2人目の5試合連続ゴール。W杯予選開幕からの5戦連発は自身の最長記録を更新する。

 今冬、出場機会を求めてリバプールからサウサンプトンへの期限付き移籍を決断した。新天地では6試合2得点。「(試合に)出ていた時のリズムを取り戻しつつある。ゴールに向かうため、どうプレーすればいいのかという嗅覚は研ぎ澄まされている」と得点感覚がよみがえってきた。

 25日の韓国戦では代表で慣れ親しんだトップ下から左MFに移った。所属先でも主戦場は左サイドで「どちらでもプレーできる」。森保体制で12得点を誇る最多得点者の一撃で、最終予選進出に王手をかける。

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