田中碧 アルゼンチン戦前に自信「どれだけできるか、すごい楽しみ」

アルゼンチン戦へ向けた前日練習で笑顔を見せるU-24日本代表・瀬古(左端)と田中碧(中央)=ミクニワールドスタジアム北九州
 アルゼンチン戦前日練習で笑顔を見せる田中碧
アルゼンチン戦へ向けて前日練習を行ったU-24日本代表・田中碧(ミクニワールドスタジアム北九州)
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「国際親善試合、U-24日本代表-U-24アルゼンチン代表」(29日、ミクニワールドスタジアム北九州)

 東京五輪に出場するU-24日本代表は28日、同アルゼンチン代表との国際親善試合の第2戦(29日、ミクスタ)に向け、試合会場で冒頭15分間を除く非公開練習を行った。練習前にオンライン取材に応じたMF田中碧(22)=川崎=は「次負ければ五輪ならば予選(1次リーグ)敗退になる。必ず勝てるように全員で準備したい」と本番を想定し、勝利を誓った。

 0-1で敗れた26日の同アルゼンチンとの第1戦から中2日と日程も本番が想定されている。田中は、昨年1月のU-23アジア選手権(タイ)の最終戦で一発退場したため、今回の第1戦に出場停止が適用され、メンバー入りせず試合をスタンドから見守った。

 「まずは素晴らしい相手で強かったなというのは見ていて思いました。自分はピッチに立っていないので正直言えることはない」とした上で「見ながら自分だったらこうしようとか、こうすればもっと2列目の選手が生きるのかな、とかという目線で見ることはできた」と振り返った。

 第1戦では、その2列目に川崎アカデミー出身のMF久保建英(19)=ヘタフェ、三笘薫(23)=川崎、三好康児(24)=アントワープ=が並んだ。「そういう選手にどうボールを渡すのかというのが自分の役割でもあるし、ビルドアップやゲームコントロール含めて、そこは自分が率先してやりたい」。メンバーは入れ替わる可能性があるが、やるべきことは明確にしている。

 コロナ禍の影響により、U-24日本代表の国際試合の開催は今回の同アルゼンチン代表との2連戦まで1年以上の間隔が空いた。

 ただ、田中は「自分自身できることは増えているし、すごくクオリティも上がっている自信がある」と王者の川崎で主力に定着し、確実に力を伸ばしてきた。「だからこそ、こういう相手に対して自分がどれだけできるのかは、すごい楽しみ」。東京五輪金メダル候補を相手に力を発揮する。

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