「国際親善試合、Ｕ－２４日本代表－Ｕ－２４アルゼンチン代表」（２６日、味の素スタジアム）

　日本は０－１の１点ビハインドで前半を終えた。

　日本は久保建英（ヘタフェ）、三好康児（アントワープ）といった海外でプレーする選手と、三苫薫、旗手怜央（ともに川崎）といった国内組が、どのような連携を見せるかが注目される試合だった。

　前半２１分、ハーフウェーライン付近からの縦パスを受けたＭＦバルガスがさらに縦に突破。ＤＦ板倉を振り切り右サイドからふわりと上げたクロスを、中央でマークを外していたＦＷガイチがヘディング。これがバーにあたってゴールラインを越えた。

　Ｊリーグでは個人技で他クラブを圧倒する三笘は、この試合ではボールを持つと複数の選手に囲まれ、個人技を発揮できず。久保は縦への突破をはかるもファウルでつぶされるなど、得点までにはつながらなかった。

　一方、アルゼンチンは日本守備陣の背後のスペースを少ないパス本数でつくシンプルな攻撃から再三、日本ゴールを脅かす。ボールを保持しての突破でも高い技術を発揮。ゴールシーン以外でもクロスバーに当たるシュートが２本あった。