C大阪・清武「迷いが少しは吹っ切れた試合」ボールに関わり決勝点も「楽しめました」

 後半、ゴールを決めるC大阪・清武弘嗣(撮影・北村雅宏)
 後半、勝ち越しゴールを決めたC大阪・清武を祝福する大久保(中央)=撮影・北村雅宏
 前半、戦況を見守る清水・ロティーナ監督(右)=撮影・北村雅宏
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 「明治安田生命J1、C大阪2-1清水」(10日、ヤンマースタジアム長居)

 C大阪は、MF清武弘嗣(31)の今季初ゴールが決勝点となり、3試合ぶりの白星を挙げた。清武にとっては、昨季までC大阪を率いたロティーナ監督が指揮する清水を相手に、開幕から抱えていた迷いをぬぐう試合となった。

 1-1で迎えた後半39分。右サイドの坂元からの好クロスに、どんぴしゃりで合わせた。中央の大久保に相手選手が引きつけられ、「僕はフリーでいれた形だった」。しっかりと抑えをきかせたボレーで決勝点を奪った。

 「ここ3試合、自分自身、いろいろ考えることがあって。迷いながら少しプレーしていたので。今日は、その迷いが少しは吹っ切れた試合になったと思います」

 開幕から考えてきたことについてたずねられると、思いを口にした。「2年間、ロティーナ監督がやってきた立ち位置だったり、規律っていうのは、自分の中でこの3試合、本当にいろいろと意識しながらやった部分もありますし。監督が変わればサッカーも変わるというのは3試合で自分自身がすごく感じたことだったので」。ボールを引き出し、自分がボールを触ることを意識したというこの試合では、最後に決定的な仕事もした。「この3試合、本当に触ることが少なかったので。なるべくボールに関わろうと思って。自由に動いて。最後まで楽しめました」と手応えをつかんだ。

 ロティーナ監督が率いる清水については、「1年目っていうのは、このサッカーをするためには、すごく頭を使いますし、難しいと思うんですけど。本当に清水の選手も規律を守りながらいい立ち位置でサッカーをしていたと思うので。これからどんどん清水は強くなっていくと思いますし、僕たちもそれに負けないようにチームを強くしていきたいなと思います」と語った。

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