Ｊ１神戸の元スペイン代表ＭＦアンドレス・イニエスタ（３６）が２７日、Ｊリーグ公式ユーチューブチャンネルで２６日午後２時から２４時間ライブ配信中の「Ｊリーグ開幕フェス」にリモート生出演した。右太ももの手術からリハビリ中のイニエスタはＧ大阪との開幕戦（２７日・ノエスタ）を欠場するが、「リハビリはいい感じ」と順調な回復を強調した。

　自宅から生出演したイニエスタは「朝にリハビリをして帰ってきました。午後の試合に向けて気持ちを準備しているところ」とくつろいだ表情で話した。

　昨年１２月に右大腿直筋近位部腱断裂の手術。全治４カ月の診断で開幕から当面は欠場が続く。「復帰までの期間４カ月と聞いているのでその通りにいけば４月中旬になるかと思う。リハビリの最後のフェーズが残っているのでそこに入っての感覚にも左右される。一番重要なのはベストなコンディションでチームに貢献できる状態になって復帰すること。自分の中では１日でも早く復帰できるように励んでいるところです」と復帰への見通しを語った。

　チームは昨季、初出場のＡＣＬで４強入りしたが、リーグ戦は終盤６連敗の１４位。主将のイニエスタは開幕戦に向け「自分としては勝利にこだわってホームでファンと勝利の喜びを分かち合うような試合になることを何よりも願っています。ヴィッセルにはハングリー精神、勝利へのこだわりを持って試合に挑んでほしい。開幕戦というのは簡単なものではないが、いい試合をして勝利をつかめるよう願っています」と話した。