【ロンドン共同】国際サッカー連盟(FIFA)は5日、世界各地で新型コロナウイルス対策の規制が強化されていることに伴い、クラブから代表チームへの選手の派遣義務を一部緩和する特例措置を4月末まで延長すると発表した。代表戦の開催地への入国時、またはクラブに戻った後に5日間以上の隔離が必要となる場合は、招集に応じる義務が免除される。
AP通信によると3月には135の代表チームが各大陸で行われるワールドカップ(W杯)カタール大会の予選に臨む。48チームが参加するアフリカ選手権予選と合わせ、欧州を中心に3千人以上の選手が世界中を移動すると見込まれる。