J1鹿島 ザーゴ監督が合流 新外国人不在に「痛手だがやむを得ない状況」
宮崎県内でキャンプを行っているJ1鹿島のザーゴ監督(51)が5日、オンライン取材に応じた。
来日後の自主待機期間を終え、この日から全体練習に合流した。待機期間中もオンラインで練習の様子を確認するなど“リモート指導”を行っており、「コミュニケーションを密に取って、うまく準備できた」と振り返った。今季は「優勝を目指すチームとしては多過ぎた」という昨季の失点数(44)改善を掲げ、「シーズンを通して安定感をもたらすことができれば」と就任2年目の躍進を描いた。
政府による新規入国制限は解除の見通しが立たず、新加入のMFアルトゥール・カイキ(28)とMFディエゴ・ピトゥカ(28)の来日は先延ばしとなっている。清水との開幕戦(27日、カシマ)を含め、序盤戦を新助っ人抜きで戦うことについては「新加入選手は何かを補うためで、彼らがいないことは痛手ではあるが、こういう時世なのでルールに従うことに尽きる。鹿島だけでなく他クラブにも影響している。やむを得ない状況」と冷静に受け止めた。