主力退団続く大分に待望の得点源 仙台からFW長沢駿が完全移籍 セットプレーにも期待
J1大分は7日、仙台からFW長沢駿(32)を完全移籍で獲得したことを発表した。
J1通算173試合出場44得点の実績を誇る長沢はクラブを通じて「はじめまして。大分トリニータに加入する事になりました長沢駿です。大分トリニータに携わる方々に早く認めていただけるよう精一杯頑張ります!そしてチームの為にがむしゃらに戦います!よろしくお願いいたします!」とコメントした。昨季も11月の古巣・G大阪戦でハットトリックを決めるなど33試合出場9得点と存在感を発揮した。
大分は今オフ、昨季8得点のトップスコアラーであるMF田中達也が浦和に完全移籍したのを始め、主力の移籍が続いていた。昨季リーグ戦のチーム総得点36の得点者を見てみると、半数を超える21得点分のスコアラーが退団・移籍元に復帰しており、得点力のあるFWの補強が求められていた。また、192センチの高さに、大分の課題とされるセットプレー改善も期待される。
【大分の昨季得点者】
田中達也 8点(浦和に完全移籍)
高沢優也 6点
伊佐耕平 3点
野村直輝 3点
三平和司 3点(契約満了、甲府に完全移籍)
知念慶 3点(川崎に復帰)
岩田智輝 2点(横浜Mに完全移籍)
島川俊郎 2点(鳥栖に完全移籍)
渡大生 2点(福岡に完全移籍)
小塚和季 1点(川崎に完全移籍)
松本怜 1点
町田也真人 1点
OG 1点