ACL4強の神戸が帰国 GK前川「責任を感じている」DF菊池「悔しさ糧に」

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)に初出場で準決勝進出を果たしたJ1神戸が、蔚山(韓国)戦から一夜明けた14日、開催地カタールから帰国し、GK前川黛也(26)は「本当に責任を感じています」と大会を振り返った。

 準決勝の蔚山戦では、延長後半終了間際にペナルティーエリア内で相手FWを倒し、決勝点となるPKを献上した。だが、試合を通してビッグセーブを連発し、何度もチームの窮地を救い、ACLの公式SNSではMF山口、DF菊池と共に準決勝のベスト11に選出された。

 6試合中5試合に出場した前川は「ミスもたくさんあったが、ミスを恐れずチャレンジして、チームを救えた場面もいっぱいあった。ビビらずプレーできたことはいい収穫だった」と手応えをにじませつつ、「優勝できるチームだと思っていたので、この結果に終わってすごく残念。個人的にも本当に責任を感じている」と悔しさもあらわにした。

 センターバックとして最終ラインで体を張り続けたDF菊池流帆(24)は「非常に素晴らしい相手と対戦できたし、自分たちの自信にもなった。全てのおいてまだまだやれる」と“伸びしろ”を強調。「優勝しに来たので悔しいが、この悔しさを糧に、また戻ってこれるように頑張りたい」と決意を新たにした。

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