神戸 VARに翻弄され4強逃す DF酒井は「事実を見ているのならしょうがない」

前半、蔚山のボールを奪いにいく神戸・山口(中央)=(c)VISSEL KOBE
 延長戦の末、蔚山に競り負け、ピッチにうずくまる神戸・古橋=ドーハ(ロイター=共同)
 延長戦の末、蔚山に競り負け、ピッチに倒れ悔しがるGK前川(左下)ら神戸イレブン=ドーハ(ロイター=共同)
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 「アジアCL・準決勝、蔚山2-1神戸」(13日、ドーハ)

 初出場の神戸は蔚山(韓国)と対戦し、1-1で突入した延長後半終了間際にPKで失点して1-2で敗れ、決勝進出を逃した。日本勢は全て敗退し、19日の決勝は蔚山-ペルセポリス(イラン)の対戦となった。

 VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が明暗を分けた。神戸は1-0の後半30分、途中出場のMF佐々木大樹が追加点を決めたかと見られたが、直前に相手ボールを奪ったMF安井拓也の接触プレーがファウルと判定され、ゴールが取り消された。直後の後半36分には一度はオフサイドと判定された蔚山のゴールが、今度は認められ、1-1の同点とされた。

 不可解な判定に翻弄(ほんろう)された形となったが、DF酒井高徳は「ルールに則ってやっている中で、確かにあった事実を見ているのならしょうがないこと」と潔く受け入れた。欠場したMFアンドレス・イニエスタに代わって主将を務め、先制点を挙げたMF山口蛍も「蔚山の方が強かった。今持っている力は全て出し切った。ここまで来られたことを誇りに思う。胸を張って帰りたい」と判定に触れることはなかった。

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