マラドーナ氏、母国アルゼンチン紙幣に登場か

 先月25日に心不全により60歳で亡くなったサッカー元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ氏が母国の紙幣に登場する案が出ている。アルゼンチンのスポーツ紙、クラリンなど複数のメディアが報じた。

 同紙などによると、同国の上院議員の発案で複数議員の支援を受けて進められている。年明けに審議し、来年中に印刷するという流れが予想される。マラドーナ氏の現役時代の背番号10を連想させる1000ペソ紙幣がその“舞台”になりそうだという。

 当初の案では、マラドーナ氏の代表的なゴール「神の手」をデザインするというものだったが、ルールに反する行為を国が容認していいのかとの議論もあり、現在のところは現役時代の勇姿、さらにW杯トロフィーと走っている背番号「10」の透かしをセットにしたものが有力候補として同国各紙に掲載されている。

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