C大阪が今季3度目3連勝 勝負強さ発揮し暫定4位浮上

 「明治安田生命J1、札幌1-3C大阪」(5日、札幌ドーム)

 勝負強さが凝縮されていた。C大阪が今季3度目の3連勝で暫定4位に浮上した。

 前半は劣勢に回ったが、同40分にFWブルーノメンデスが頭で合わせて先制に成功。後半9分にはFW清武の芸術的な左足ボレーで追加点を奪った。1点差に迫られたが同35分に再びブルーノメンデスが突き放した。

 今季限りで退任するロティーナ監督は「仕事量の多い試合だった」と振り返った。相手ペースにのまれず、統率された守備で我慢を続け、要所を押さえた攻撃で勝負を決める。指揮官が築き上げたチームの真骨頂だった。

 3試合を残して、17年の尹晶煥体制で達成したクラブ歴代最多勝ち点63にあと5、同最多勝利数19にあと1勝と迫った。優勝こそ逃したが“ロティーナ・セレッソ”は歴史的な1年を送っている。

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