神戸が決勝T進出!イニエスタACL初得点 三浦監督、V字回復に手応え
「アジアCL・1次リーグ、神戸3-1広州恒大」(25日、ドーハ)
G組の神戸は再開初戦で広州恒大(中国)を3-1で下し、決勝トーナメント進出を決めた。前半にFW古橋亨梧(25)が先制点。後半にオウンゴールで一度は追いつかれたが、途中出場のFWドウグラス(32)が勝ち越し点を決め、MFアンドレス・イニエスタ(36)が3点目を決めて突き放した。ACLは新型コロナウイルス感染拡大の影響で長期中断し、カタールでの集中開催となった。
神戸がMFイニエスタのACL初得点などで広州恒大を下し、初出場で決勝トーナメント進出を決めた。
イニエスタの神業アシストで先制した。前半44分、左サイドを崩した背番号8の折り返しをFW古橋が決めた。2-1と勝ち越した後半39分にはイニエスタが右足でダメ押しゴールで試合を決定付けた。1得点1アシストの主将は「非常にいいプレーができた。行けるところまで行きたい」とアジア制覇に強い意欲を示した。
リーグ戦5連敗で臨んだACLだったが、見違えるような戦いでACL優勝経験もある昨季中国王者を圧倒した。「この試合をきっかけに勝者のメンタリティーを続けていければいい結果がついてくる」。三浦監督は“V字回復”に手応えをにじませた。