森保監督 初招集の奥川に期待「得点も取れているし、アシストもできている」

 サッカー日本代表が9日、オーストリア・グラーツで行われる親善試合(13日にパナマ戦、17日にメキシコ戦)に向けて現地で合宿を開始した。オンライン取材に応じた森保一(52)は初招集のMF奥川雅也(24)について「得点も取れているし、アシストもできている。ゴールに向かってプレーできることが特徴」と期待を寄せた。

 MF堂安律(22)=ビーレフェルト=のクラブ事情による不参加が決まったことから追加招集された奥川。森保監督は「結果を出して認めてもらおうという貪欲さが伝わってきた」と招集理由を説明した。

 奥川は、京都の下部組織出身で15年にトップ昇格し、同年にはザルツブルクへ完全移籍した。ドイツ2部などへの期限付き移籍を経験した後、昨季からザルツブルクへ復帰。リーグ9得点と活躍を見せた。今季もチャンピオンズリーグで初得点を挙げるなど好調を維持している。サイドバックもこなすが、今回は前での起用を想定。指揮官は「まずは自分の特徴である得点に絡む部分を発揮してもらいたい」と攻撃面の活性化を託した。

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