横浜FC・下平監督 柏GM時代に獲得のオルンガ封じられず完敗「特別な選手」

柏に完敗しがっくりの下平監督(中央左)ら横浜FCイレブン(撮影・金田祐二)
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 「明治安田生命J1、横浜FC0-3柏」(3日、ニッパツ三ツ沢球技場)

 横浜FCは、ホームで柏に3失点と完敗した。ボールを握る時間は相手を上回り、チャンスを作り続けたが、最後まで1点も奪えなかった。下平隆宏監督は「久々のホームで結果は残念でした。点差ほど内容の差はなかったが、現実的に3失点しているのと、点を取れなかったのは課題がある」と反省を口にした。

 下平監督が柏のGM時代(2018年)に獲得した“怪物”を封じることはできなかった。「オルンガは特別な選手。彼にゲームを決められてしまった」。前半5分、後半31分に得点を許し2失点。圧巻のプレーを認めるしかなかった。

 今季、アウェーでは柏に3得点を決めて勝利していただけに痛い敗戦となった。前回の対戦との違いをMF松浦拓弥は「今日は少し(自分たちは)バタバタしてしまった」と振り返った。「相手もやり方を研究してきている。ラインも高かったので自分たちからアクションを起こして背後を取ったりしても良かった。そういう意味では、まだまだ改善できる」と課題を挙げた。

 終了間際にも失点を重ねて3失点。攻守に奮闘を見せたDFマギーニョは「カウンターで2失点した。(前節から)1週間通してカウンターのケアを意識して練習をしてきたが、そこでやられたのは課題」と悔やんだ。それでも「この試合をやり直すことはできないので、次の試合に意識を切り替えて準備するしかない」と前を向いた。

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