C大阪15年ぶり7連勝ならず 7試合ぶり複数失点許す…MFデサバト「簡単に失点」
「明治安田生命J1、C大阪1-2鹿島」(19日、ヤンマースタジアム長居)
2位のC大阪は鹿島に1-2で敗れ、2005年以来15年ぶりの7連勝を逃した。鹿島は6連勝。
天敵にまたも屈した。2005年以来15年ぶり、クラブ記録に並ぶ7連勝を狙ったC大阪だったが連勝は6で止まり、リーグ戦のホーム鹿島戦は11年から8連敗となった。
堅守を誇った桜の牙城だったが、わずかなほころびさえも鹿島は見逃さなかった。1-1で迎えた後半開始わずか38秒。自陣マイボールのスローインを奪われ、その流れから決勝点を許した。複数失点は5失点で敗れた8月19日の川崎戦以来7試合ぶりだった。
「隙があった訳じゃない」とDF片山は振り返ったが、今季のC大阪らしくない守備の緩みにMFデサバトは「簡単に失点を許したことが勝敗を分けた」と敗因を分析した。ロティーナ監督は交代枠5人を使い切り1点を追ったが、後半47分に鹿島MFレオ・シルバの明らかなハンドが見逃され、MF木本のヘッドがバーをたたく不運にも見舞われた。
収容人数の上限が緩和され6836人が駆け付けたが、勝利を届けることはできなかった。20日に首位川崎が浦和を下せば、勝ち点差は再び8に広がる。川崎追走へ手痛い敗戦となった。