FC東京が4年ぶり4強 長谷川監督「よくやってくれた」

 「ルヴァン杯・準々決勝、FC東京3-0名古屋」(2日、味の素スタジアム)

 ホームのFC東京が完勝し、4年ぶりの4強進出を決めた。前半37分にMF安部柊斗が先制点を決めると、後半8分にも安部が加点。前掛かりになった名古屋を相手に、途中出場のFWアダイウトンがカウンターからダメ押し弾を決めた。

 後半途中からゲリラ豪雨が降った不安定な大気とは裏腹に、FC東京が安定した試合運びで勝利した。長谷川監督は「先制点がカギだという話をして良い形で取れたのは良かった。追加点も良い形で、最後にダメまで押せた。選手たちが良くやってくれた」とご満悦の表情で振り返った。

 2得点の安部は、22歳の大卒ルーキー。下部組織出身で、明大での特別指定を経て今季がプロ1年目。過密日程で巡ってきたチャンスを生かし、存在感を発揮。「チームの勝利に貢献できてうれしい。自信になった」と胸を張っていた。

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