J2徳島、8試合ぶり黒星 荒天でパスワーク機能せず DF田向「イージーミス出た」

 「明治安田生命J2、水戸2-1徳島」(2日、鳴門大塚)

 8月負けなしと好調だったJ2徳島が、7月29日・北九州戦以来の敗戦を喫した。

 ピッチには渦巻くような強風が吹き荒れ、時折強い雨が打ち付けた。条件は相手も同じだが、徳島はいつものようなパスワークを発揮できない。自陣でのパスミスが目立ち、なかなか攻撃のリズムを作り出せなかった。

 厳しい天候のなか攻撃的に仕掛けてくる水戸への対応にも苦慮。前半12分と早い時間帯で先制点を許すと、前半終了間際には、ゴール付近でボールを失い、そのままMF山口に追加点を決められた。ロドリゲス監督は「相手の攻撃的なサッカーに飲まれてしまった部分はあった」と、後手に回ったことを反省。水戸の攻撃に「そんなに圧を感じなかった」というDF田向だが「イージーミスがかなり出た試合。ミスの後の対応もまずかった」と、守備を立て直せなかったことを悔やんだ。

 8月は5連戦を含む7試合で、5勝2分の負けなしを誇ったが、上位の長崎と北九州も同様に大きく崩れることはなく、こう着状態が続く。この日は両チームとも引き分け、勝ち点差は1ずつ広がった。J1昇格のためのプレーオフが開催されない今季は、一つの負けが“命取り”となる可能性もある。負けられないプレッシャーのかかる戦いはまだまだ続く。

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