森保監督、引退の内田に指導者転身を期待「経験を生かして選手を育ててほしい」

 サッカー日本代表と東京五輪男子代表を兼任する森保一監督が25日、オンライン上での取材に応じて、23日のG大阪戦を最後に現役を引退した元日本代表DF内田篤人について、ねぎらいの言葉を話した。

 森保監督は、当時19歳の内田が出場した2007年のU-20W杯カナダ大会で、吉田靖監督を支えるコーチとして大会に帯同。若い時より指導してきた経験があるだけに「本当にウッチーは日本のサッカーの発展と、日本代表の勝利に貢献してくれた選手。感謝の気持ちを持って、これまで大変な現役生活、お疲れさまでしたと伝えたい」。当時の内田の印象については「自分のストロングであるスピードという特長があり、かつ、常にうまくなりたいという気持ちを持って、素直にいろんなものを吸収して成長してきた選手だと思う」と話した。

 引退会見では内田が日本と世界の違いについて「別競技だと思うくらい違う」と語り話題となった。森保監督は、以前に雑談の中で内田が同じ表現で感想を語っていたことを明かし「胸に突き刺さった言葉だった。今もその言葉を忘れずに世界に追いつくだけではなく、追い越せるようにと活動のレベルにつなげていきたい。すごい重い言葉」と感銘を受けたという。

 引退後の人生については思案中の内田。だが指揮官は「指導者として現場でやってほしい。今は決まっていないかもしれないが、将来的には日本のサッカーの発展に貢献できる経験を持っている人なので、ぜひ、現場でその経験を生かして選手を育ててほしい」と指導者への転身を期待。「さっきのウッチーの言葉をみんなに伝えてもらっていけば、日本の指導者にも響くと思う。あれは否定的なものではなく、(世界で戦うためには)どこを目指したら良いのかというポジティブなものだと思うので」と話していた。

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