FC東京・長谷川監督、清水東高の後輩・内田氏にエール「これからの活動を楽しみに」

 J1FC東京の長谷川健太監督(54)が25日、練習後にオンライン取材に応じた。母校の清水東高の後輩で現役を引退した元日本代表DF内田篤人氏(32)=鹿島=へ「これから、いろんな意味でサッカー界に貢献してほしいと思います」とエールを送った。

 23日にラストマッチとなった内田氏。32歳での決断に長谷川監督は「ウッチーは、東高の中でも実力も人気もあった。そういう後輩が現役を引退してしまうのはさみしい」と惜しんだ。ただ、「多方面で活躍できるようなスター性を持っている人間だと思いますのでこれからの活躍を楽しみにしたい」と第2の人生に期待を寄せた。

 多くのJリーガーを輩出してきた名門の清水東高ではあるが、近年はプロ選手が減少。「なかなか清水東高の卒業生がJリーグで活躍している数も少なくなってきたので、そういう意味では母校の後輩たちにもっともっとウッチーに続くような選手が出てきてほしい」と、さらなる後輩たちの奮起にも期待した。

 26日の次節は内田氏の抜けた鹿島との一戦。指揮官は「鹿島がどうのこうのというより、自分たちのサッカーをしっかりと90分間全うできるかどうか」と力を込めた。

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