柏・ネルシーニョ監督、コロナ禍の遠征に「細心の注意し続ける」8・1名古屋戦

 J1柏のネルシーニョ監督(70)が29日、非公開練習後にオンライン取材に応じた。8月1日の名古屋戦(豊田)に向けて「このシーズンを戦う上で落とせない試合。非常にタフな試合になる」と意気込んだ。

 名古屋は、24日以降の検査で選手2人に加え、クラブスタッフの新型コロナウイルス感染が確認され、前節26日の広島戦は当日に中止が決定した。8月1日からは感染対策のため、これまで制限されてきた長距離遠征が解禁される。遠征で敵地に乗り込むことについて、ネルシーニョ監督は「プロトコルに従って細心の注意をし続けるに尽きる。レイソルは感染者0で来ているので、今までやってきたことのベースを変えることなく、今後は必要に応じて新たな注意が必要」と、より感染対策の警戒心を強めた。

 柏はJ1で唯一、リーグ再開前に他クラブと強化試合を行わなかった。練習も非公開と感染リスクを減らして再開を迎えた。その影響もあり、再開後の3連戦で3連敗を喫した。だが、その後の3試合は全て3得点以上を挙げ、3連勝と力を発揮している。

 Jリーグの規約に準じ、安全が確保されれば試合は開催されることとなる。指揮官は「一歩も家から出ずに自宅でこの状況が過ぎるのを待っていればいいのかというと、そういうわけにはいかない。リーグが再開されて、戦いのまっただ中にいるわけで、戦わないわけにはいかない」と力を込めた。

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