J1名古屋・コロナ回復のGKランゲラック、逆転呼ぶファインセーブ

 「明治安田生命J1、清水1-2名古屋」(4日、IAIスタジアム日本平)

 逆境が選手を奮い立たせ、執念がゴールをこじ開けた。0-1の前半32分、FWマテウスの右クロスを中央で待ち受けたのはMFシミッチ。ダイビングヘッドを含む2度のヘッドは相手GKの好セーブに阻まれたが、こぼれ球をFW相馬が押し込んだ。

 新型コロナウイルスから回復したGKランゲラックが先発、FW金崎が後半17分から途中出場した。ランゲラックは22日、金崎は30日に全体練習へ復帰したばかり。短い準備期間で調整し、再開初戦に間に合わせた。

 特にランゲラックは0-1の前半29分に清水のFWカルリーニョスのシュートをファインセーブ。直後の逆転の呼び水となった。守護神は「しっかり体を動かして手に当てられた。2-0だったら難しかったし、逆転できたのはすばらしかった」と胸を張った。

 鳥栖からの移籍後初出場となった金崎も闘争心あふれるプレーを見せ、J1通算300試合出場を達成した。フィッカデンティ監督が「本当にチームに欠かせない」と絶大な信頼を置く2人。勝利に欠かせない攻守のピースが帰ってきた。

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