槙野、乾、酒井、浅野がコロナ禍のサッカー語る 槙野「盛り上げていきたい」

 サッカーJ1浦和のDF槙野智章、スペイン・エイバルのFW乾貴士、フランス・マルセイユのDF酒井宏樹、セルビア・パルチザンのFW浅野拓磨の4選手が29日、NHK・BS1の「スポーツ×ヒューマン」(月曜、夜8時)にリモート出演した。

 「リモート対話ドキュメント 今こそサッカーの力を」と題し、新型コロナウイルスの感染拡大によりサッカーが失われた日常を体験し何を考え、どう乗り越えようとしていたかなどを語り合った。

 インスタでリフティングなどの動画をアップしていた乾は、ステイホーム中に「今まで連絡とっていない人たちと連絡を取るようになった」と高校時代のチームメートと話し「再来年、スペインに招待すると話した」と絆を深めたことを明かした。

 浅野はユーチューブを更新し「多少でも影響があるのかと思った。世に出さないのが美学というのもありますけど、どのような生活や練習をしてサッカー選手になったか伝える意味があると思った」と、自宅にとどまる子どもたちに向けてメッセージをこめて動画をアップしたという。

 ドイツからはじまった欧州のプロリーグ再開について乾は「不安はありますけど、今本当にサッカーやらないといけないのかなと思っていた」と話し、「怖いと言っていた選手もいたし、やるべきではないと主張した選手もいた」と明かした。

 酒井は「何ができるかと思って、メッセージ力もないしテクニックもない」と笑い、「医療関係者に親もいるので」とマルセイユの医療機関に5万ユーロ(約600万円)を寄付。また「コロナによってオンラインだったり、サッカーの教え方が変わってきたのを感じた。現場に行って経験を教えるとか乾だったら技を教えるっていうのが、違ったアプローチがあるのかなと思いました」と話した。

 槙野は「サッカー選手の影響力を常々感じているんで、僕たちがプレーする姿を早く見せたいし、ファン、サポーターたちもみたいという言葉も届いている。早くやりたい気持ちが強い。それぞれできることまだまだあると思うんで、本業はサッカーなんでサッカー人としてみんなは海外から日本に向けて届けてくれればいいし、僕は日本でしっかり盛り上げていきたい」と締めた。7月4日、J1リーグは開幕する。

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