C大阪U-23 J3開幕へ村田監督「喜びが一番」MF吉馴「待ちに待った」

 新型コロナウイルスの影響で延期となっていたJ3は27日に開幕する。本拠地ヤンマースタジアム長居で鳥取と対戦するC大阪U-23(23歳以下)は26日、大阪市内で非公開の最終調整を行い、オンラインでの取材に応じた村田一弘監督(51)は「グラウンドに立てる喜び、スタジアムでゲームができる喜びが一番」と開幕への実感を込めた。

 昨季はC大阪U-23のコーチを務め、今季から監督に就任した。大分U-18監督時代にはMF清武弘嗣らを指導した村田監督は「選手がもう一つ上のステージで戦える準備期間としてやれれば。個人のうまさは当然必要とされるが、ベースとなるフィジカルも兼用しながら育てていきたい」と育成方針を描いた。

 期待を寄せる選手にはU-20日本代表MF喜田陽(ひなた、19)の名前を挙げた。昨季はJ2福岡に期限付き移籍していた生え抜きボランチについて「器用貧乏みたいなところもあったので、中盤でアグレッシブさや運動量を身に付けて、トップチームの中心になれるように経験させたい」と語った。

 プロ1年目のMF吉馴空矢(よしなれ・たかや、19)も取材に応じ「待ちに待った」と開幕戦へ意気込んだ。昨季は2種登録としてJ3で16試合に出場した。「去年はアシスト3つくらいだったので、今年は10(アシスト)くらいしたい。初得点も決めたい」と目標を掲げた。

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