新型コロナウイルスで入院のJFA田嶋幸三会長が退院 困難へ「一枚岩となって」
新型コロナウイルスに感染した日本サッカー協会の田嶋幸三会長(62)が2日、ウェブを利用した記者会見を開き、同日都内の病院を退院したことを明かした。
田嶋会長は「ご迷惑とご心配をお掛けしましたことを本当にお詫び申し上げます」と頭を下げるとともに医療関係者への感謝を述べ、「サッカー界を取り巻く状況は危機的な状況で日本だけの問題ではない。このタイミングで会長をすることの責任の大きさを今まで以上に感じている。サッカー界全体が一つになり、一枚岩となって危機を乗り越え、世界中で多くの人たち、老若男女が笑顔でサッカーができる日が来るように、しっかり目の前の課題を一つずつ解決していきたい」と語った。
田嶋会長は3月14日に発症し、同15日の検温時に微熱を確認。同16日に文京区の保健所に相談し、同17日に新型コロナウイルス感染を調べるPCR検査で陽性反応が出たと発表していた。




