Jリーグ、今季の昇格POなしに VAR継続も本部長「換気どうするかなど協議」
Jリーグは27日、各クラブの代表者とウェブ上での臨時実行委員会を開催。新型コロナウイルス感染拡大の影響で中断しているリーグ戦において、今季はJ1参入プレーオフ(PO)を行わないことを決めた。
正式決定は理事会での承認を経るが、相次ぐ延期でリーグ戦の日程が過密になることを考慮。既に降格はせずに下部カテゴリーからの昇格は決まっており、来季のJ1は20チームで戦うことが予想されている。通常ならばJ2の3~6位がPOを戦うが、これを実施せずに上位2チームのみが昇格となる。
また、リーグ戦は全試合の75%以上かつ各クラブごと50%以上が実施されることをシーズン成立の目安とすると確認。成り立たなけば昇格や賞金、各種表彰はない見込みとなった。
今季から導入されているビデオアシスタントレフェリー(VAR)については、再開後も引き続き運用。VAR班が駐在する専用コンテナは密閉空間なだけに、Jリーグの黒田フットボール本部長は「環境は変えられないので、換気をどうするか、マスクをどうするかなどを協議していく」とした。