FC東京ACL4年ぶり星 レアンドロが移籍初ゴール

 「アジアCL・1次リーグ、FC東京1-0パース」(18日、味の素スタジアム)

 F組のFC東京はホームでパース(オーストラリア)に1-0で競り勝ち、勝ち点を4とした。後半38分、MFレアンドロ(26)が決勝点を決めた。19日にホームでシドニーを迎え撃つ横浜Mは日産スタジアムで公式練習と会見を行い、昨季JリーグMVPのFW仲川輝人(28)が今季初得点を狙う。アウェーで水原(韓国)と対戦するG組の神戸は、試合会場で会見した。

 第1戦は敵地で引き分けたFC東京が、ACLで4年ぶりの白星をつかんだ。後半38分、新加入したMFレアンドロの右足が均衡を破った。「厳しい試合だったが我慢強く戦えた結果」。丁寧にコントロールされたシュートで移籍初ゴールを決めた。

 初出場のパースの引いた守りに苦戦を強いられたが、前線のブラジル人トリオが奮闘。1月28日のプレーオフ、セレス・ネグロス(フィリピン)戦で驚異的なスピードを生かしたドリブルで追加点を挙げたMFアダイウトン、第1戦の蔚山(韓国)戦で先制点を決めたFWディエゴ・オリベイラに続いて結果を出したレアンドロは「自信になった」。助っ人3トップの連係に手応えを感じている。

 長谷川監督は「じれずに戦えたのは良かった」と上機嫌。得点を挙げた後半は、ハーフタイムに出した指示通りのサイドアタックから再三のチャンスメークで押し切った。昨季Jリーグ2位のFC東京が、アジアの舞台でも本領を発揮した。

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