大分DF岩田智輝 イニエスタと「2回目のツーショット」は笑顔 昨夏に“因縁”
Jリーグは14日、東京都内でJ1全18クラブが参加した開幕前恒例のイベント「キックオフカンファレンス」を開催。昨季9位のJ1大分からは東京五輪代表入りが期待されるDF岩田智輝(22)が参加した。
イベント終了後、岩田は自身のツイッターを更新。「イニエスタさん2回目のツーショット笑顔で撮れて幸せです」と、神戸MFアンドレス・イニエスタ(35)との笑顔のツーショット写真を投稿した。
「2回目の」と強調しているのには理由がある。「1回目」は昨年8月、昭和電工ドームでの神戸との対戦を示している。
その試合でイニエスタと激しくマッチアップしていた岩田。後半終了間際にボールの争奪戦で倒れた岩田を、思うようなプレーができずにいたイニエスタが蹴るようなかたちとなる。そして立ち上がった岩田が鬼の形相で詰め寄ると、イニエスタも手で払いのけ、小競り合いに発展した。
このシーンは、イニエスタの母国スペインでも注目された。温厚なイニエスタが怒りを爆発させることは珍しく、また遥か年上の世界的スターを前に一歩も退かない岩田も話題となった。
岩田はハッシュタグに「#イニエスタさん」「#2回目のツーショット」「#1回目は失礼しました」とも記した。昨夏の“因縁”を完全払しょくする笑顔の“和解”を経て、東京五輪代表を狙うシーズンに臨む。