U23森保監督 1次リーグ敗退も「全てぶつける」 カタール戦へ最終調整
「U-23アジア選手権・1次リーグB組、日本-カタール」(15日、バンコク)
サッカー男子の東京五輪アジア最終予選を兼ねたU-23(23歳以下)アジア選手権で1次リーグB組の日本は14日、バンコク市内でカタール戦に向け、冒頭15分間を除く非公開で最終調整を行った。
2連敗で1次リーグ敗退が決まっている日本にとって最終戦となる。森保一監督(51)は「今、自分たちが持っているものを全て次の試合にぶつけていく。第1戦、第2戦の悔しさを、選手たちがピッチ内で表現してくれることを期待している」と奮起を促した。
今大会はGK2人を除くとDF菅、MF遠藤に出番が訪れていない。「東京五輪への生き残りの場」と森保監督が位置付けた大会で出場機会は与えられるのか。そう問われた指揮官は「気持ちとしては全員にチャンスをあげたいが、今日の練習を見て決めたい」と話すにとどめた。
「今大会は終わるが、東京五輪に向けての活動は終わりではない」と五輪本大会を見据えた指揮官。貴重な真剣勝負の場を“消化試合”で終わらせるつもりはない。